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憧れの白い外観を美しく保つ秘訣

2020.9.23

白い家がキレイから外壁の色は白にしたい・・
でも、白は汚れが目立つので、少しでも汚れが目立たないようにしたい・・
多くの方が、このような相反する気持ちに葛藤しており、
この葛藤の結果、本当は白くしたいのにベージュに近い外壁を選んだり、
汚れが付きにくい高額な外壁材を選んだりします。

確かに、各メーカーが出している外壁材の中でも、
最も高品質な製品をチョイスすれば、
それよりもランクが低い製品に比べると汚れが付着しにくいし、
タイルを選べば、汚れというリスクは大幅に軽減されることは間違いありません。

また、そうなれば将来必要になってくるメンテナンスコストだって
確実に軽減出来るようにもなります。

しかしながら、何事も裏と表があるように、
そのメリットを享受しようと思えば、逆にデメリットがあるというということも
覚悟しなければいけません。 

おはようございます。
SIMPLE NOTE 足利・佐野・太田スタジオ 小林です。


例えば、より高品質な外壁材を選ぼうと思えば、
それに連動してコストがアップすることになります。
またタイルを選ぼうと思えば、高品質な外壁材よりもさらにコストアップするだけじゃなく、
外壁が重たくなってしまうため、
耐震面により留意しながら設計する必要も出てきます。

さらには、もしあなたが白いお洒落な外観に憧れていらっしゃるならば、
そのイメージからはずいぶんと遠ざかってしまうことになります。

なんせ、タイルは重厚感たっぷりなので、
どちらかというと豪華な仕上がりになってしまいますからね。
コストをアップさせず、外観を美しく保つ秘訣資金的にも余裕があり、
見た目も重厚感溢れる豪華な感じがいいのであれば、
タイルにすれば汚れという悩みからは解き放たれます。
(かといっても100%ではないんですけどね)

しかしながら、そこまで資金的な余裕がないのが普通ですし、
そもそもシンプルでお洒落な外観にしたいと思っている方が圧倒的に多いでしょうから、
ここからはそのシンプルでお洒落な外観をコストアップすることなく、
出来るだけ長きに渡ってキレイに保つ現実的な方法をお伝えさせていただきますね。

その答えはとってもシンプルで、
まさに家の顔をゴチャゴチャさせないことに尽きます。

ずっと外で雨風にさらされている以上、
たとえどんな外壁材であっても確実に汚れることになります。
例えば、サッシの上にたまったゴミやホコリが外壁に涙のような模様を付着させます。
また、換気扇の抜き穴の上に溜まったゴミやホコリも、
外壁に同じような涙の模様を付着させます。
であれば、汚れの原因となるそれらをいつも見える面にはつくらないようにすることも
間取りや外観を考える時と同時に考えるようにすべきです。

また、給湯器やエアコンの配管や室外機なども景観を損ねるだけじゃなく、
非常に汚れやすいため、外観を汚くする隠れた要因だったりします。
なので、それらも家の裏口の方に配置されるように設計することが
景観まで考えるとなると必要不可欠な要素になってくるんですよね。
もちろん、耐震、省エネ、家事動線、採光、風通しといった要素も考慮しながらです。 

それでは、、、

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