2021.1.5
日本は、欧米諸国に比べて、 銀行にお金を預けている割合が高いと言われており、 実際、アメリカ10%、ユーロ圏30%に対し、 日本は金融資産の50%を銀行に預金しているとのことです。 しかし、今の銀行の利率では一向にお金が増えません。 それどころか、時間外でお金を引出すことで、 時間外手数料を取られようものなら、 むしろ減っていってしまいます。 それゆえ、むやみやたらに銀行にお金を預けるのではなく、 年金や保険などを上手く利用しながら、 しっかりと資産形成をしていく必要があるんですよね。 新年明けましておめでとうございます。 SIMPLE NOTE 足利・佐野・太田スタジオ 小林です。 今後、高齢化で年金や医療費の支出が増えることから、 2010年度から日本は本格的な増税に転じてきました。 そして、さらにこれからも増税のみならず、 社会保険料のアップも不可避だと言われています。 それゆえ、老後に必要なお金を徐々につくっていくためにも、 「貯蓄から投資」への移行が必要だと言われているのですが、 そのためには、まずは家づくりそのものを根本的に見直すことで、 貯蓄や投資に必要なお金を捻出する必要があります。 ✔土地代、家代、庭代のトータルコストカット 例えば、家づくりをする方の多くが、 毎月9万〜10万円もの返済金額で住宅ローンを借りていますが、 正直なところ、これは一般的なご家庭ではキツいのではないでしょうか? それゆえ弊社では、これより2〜3万円ぐらい負担を減らしつつ、 住宅ローンを組んでいただくようにしています。 土地から買って家を建てる場合だとしても、です。 そして、この浮いたお金を、 貯蓄、投資、運用に回すことをオススメさせていただいています。 しかし、2〜3万円も毎月の返済を抑えようと思うと、 600万円〜1000万円もの費用を圧縮しないといけないため、 そのためには、土地の探し方や家に対する考え方を 他のみんなとは180度真逆にしていただかなくてはいけません。 土地の予算を正確に知らないまま、 土地を探したり、土地を買ったりすれば、 間違いなく住宅ローンにそのしわ寄せがきてしまいます。 坪単価や広さにこだわって家づくりを進めたり、 あれもこれも詰め込んでしまうことで、 予算を大幅にオーバーした家づくりをしてしまうと、 間違いなく住宅ローンにそのしわ寄せがきてしまいます。 ですから、まずは資金計画を行い、 土地の予算と家の予算を正確に知り、 その予算の中で土地を買い、 その予算の中で家を建てるようにしていただければと思います。 ✔光熱費をカットする 住宅ローンは、やがて終わりが来るのに対し、 光熱費は、一生涯払い続けなければいけません。 それゆえ、電気代をカットすることも、 家づくりでは非常に大切なコトです。 現在は、太陽光発電の買い取り価格が どんどん安くなっていっていることから、 多くの方が「太陽光発電はもうダメだ・・」 という認識をお持ちになっていますが、 一方で、電気料金に着目してみると、 電力会社から買わなければいけない電気料金が、 どんどん値上がりしていっている、という現実があります。 しかも、太陽光発電の売電費用は、 あなたを含め全国民が負担しているのですが、 この費用も、年々上がっていっており、 実は、電気料金の10%強をこの費用が占めているし、 この費用はこれからまだまだ上がっていくとも言われています。 ですから、いかに電気を買わないようにするか? ということも、真剣に考えていく必要があるんですよね。 もし、あなたの財布から1円も支払うことなく太陽光発電が設置出来、 その結果、生涯電気代を大幅に抑えることが出来るようになるのと、 生涯ずっと電気代が必要になることに加え、 その料金もどんどん上がって行くのとではどちらがいいと思いますか? もちろん、電気代を大幅に抑えられる家の方が絶対にいいですよね? 家づくりをする時、以上の費用をカットすることが出来れば、 貯蓄や投資、運用に回すことが出来るお金を 捻出することが出来るようになります。 生活レベルを落としたり、日々の暮らしを我慢することなく、です。 ということで、家づくりの正しい知識を身につけ、 必要以上に家にお金を掛け過ぎることなく 家づくりをしていただければと思います。