2021.1.29
家づくりの一番の失敗は、 せっかく建てた家を手放してしまうことです。 それゆえ、絶対にそんなことにならないようにするために、 建てる前にお金の計画をしっかり立てるべきなのですが、 しかし、現実を見てみると、 バブル崩壊後の3年間で約10万人もの方が、 住宅ローンが支払えなくなり家を手放しているし、 現在でも、年間で6000人もの方が自己破産している というデータもあるのですが、 やはり住宅ローンが原因となっている方が、 数多くいらっしゃるのではないでしょうか? おはようございます。 SIMPLE NOTE 足利・佐野・太田スタジオ 小林です。 ですから、家づくりをする時には、 これからの日本がどうなるのか?ということも踏まえた上で、 しっかりと資金計画を行わなければいけません。 ✔ローン破綻してしまいやすい家づくりとは? 例えば、あなたが4人家族で、 あなたの年収が400万円、 奥さんの年収が200万円だと仮定したら、 マイホームに毎月払っていくことが出来る無理のない金額は、 おそらく7万円前後ではないでしょうか? となると、仮に35年返済で、 住宅ローンを借りるとしたら、 2500万円が、このご家庭にとって無理のない金額である ということになります。 そして、この金額に、 自己資金を合わせた金額が、 家づくりの総予算ということになるので、 この予算の中で、買える土地、建てられる家を 計画していくようにしなければいけません。 しかしながら、このご家庭の場合、 夫婦の収入を合算すれば、 銀行でも、3500万円前後もの金額を借りることが出来てしまうし、 フラット35であれば、さらに1000万円プラスの 4500万円前後もの金額を借りることが出来てしまうため。 借りていい金額と借りることが出来る金額を勘違いしてしまうと、 大幅に予算オーバーした土地を購入してしまい、 また大幅に予算オーバーした家を建ててしまい、 その結果、大幅に予算オーバーしてしまいます。 ✔1000万円も予算オーバーしてしまったらどうなる? では、仮に土地で500万予算オーバーし、 家で500万予算オーバーし、 合計1000万円予算オーバーし、 3500万円という金額を銀行から借りるようになったとしましょう。 この場合、1.2%の全期間固定金利で 住宅ローンを借りるとしたら、 毎月の返済金額は約10万円ということなります。 しかしながら、この世帯のご家庭が 毎月10万円ものローン返済をしていこうと思うと、 日々の暮らしに様々なしわ寄せがやってきます。 そして、それを避けるために、 安易に金利が安く設定されている 変動金利を選んでしまうようになるのですが、 もし、0.6%という3年固定型の住宅ローンを選んでしまうと、 毎月の返済は9万円と、 1万円でも抑えることが出来るようになるものの、 3年経過後に、無条件で金利が上がってしまうため、 わずか数年後には、全期間固定金利を選んだ場合よりも、 もっともっと厳しい生活を強いられるようになってしまいます。 子供たちの食費や学費だって、 どんどん増えていくし、 物価だった徐々に上昇していっているし、 今後は税金や社会保険料だって、 どんどん上がって行くでしょうからね。 つまり、老後資金どころか目の前に資金でさえも、 わずか数年後には、 ショートしてしまうかもしれないということなんですよね。 ✔自分自身にとってのベストな予算を知ることから始める ですから、もしあなたが これから家づくりを真剣にお考えであれば、 まずは、あなた自身にとっての ベストな予算を知ることから始めてください。 銀行が貸してくれる金額と、 あなたが借りていい金額は違う ということをご理解いただいた上で、 決して無理をすることなく、 自分自身にとってのベストな予算の中で 実現可能な家づくりを行っていただければと思います。 その家で一生幸せ暮らして行くことが出来る 家づくりを提案することが私たちの仕事なので、 いつでもお気軽にご相談にいらしてください! それでは、、、