2021.3.8
家を建てると同時に行う工事が、 庭をつくるための外構工事ですが、 思っている以上にコストがかかることが多いのがこの工事です。 そして、多くの方がオーバーしてしまった予算を、 貯金を全て使い果たすことによって、 まかなわざるを得なくなってしまったり、 あるいは、貯金がない場合であれば、 親御さんからお金を借りざるを得なくなってしまいます。 また、貯金も援助もない場合は、 建築中のようなガタガタの状態のまま 我慢して住まざるを得なくなってしまいます。 ですから、外構工事まできっちりと仕上げられるように、 家を建てる前の資金計画の時点で、 外構工事の予算を充分に確保しておく必要があるし、 その予算内でおさまるように土地を選び、 家を建てていく必要があるんですよね。 おはようございます。 SIMPLE NOTE 足利・佐野・太田スタジオ 小林です。 とはいえ、たとえ資金計画で 充分に予算を確保していたつもりでも、 それでもあっさりと予算をオーバーしてしまうのが、 この外構工事の怖さなので、 そんなことにならないようにするために、 意識しておくべき3つのことについて 今回はお伝えしていきたいと思います。 その1:必要最小限の土地を購入する 車をたくさんとめたい・・ 子供たちが遊べる広い庭が欲しい・・ こういった理由から、 多くの方がより広い土地を購入しようとお考えになります。 しかし、必要以上に大きな土地を購入すれば、 その分土地代が高くなるだけじゃなく、 それに連動して外構工事費用も高くなってしまいます。 例えば、余った敷地に砂利を敷く場合、 1㎡あたり2,000円〜2,500円かかることになるため、 100㎡余った場所が出来るとすると、 それだけで、20万円〜25万円も、 余分な出費が生まれてしまいます。 また、砂利は草が生えてくるので手入れが面倒臭いからと、 砂利ではなくコンクリートにしたら、 さらに1㎡当たり4,000円〜5,000円も 追加コストがかかるようになるため、 先程の費用にプラスして40万円〜50万円もの コストが上乗せしてかかってくることになります。 そして、この他にもあれもこれもと要望を伝えていたら、 あっという間に100万円以上予算オーバー みたいな状況になってしまいます・・・ その2:敷地いっぱいに家を建てる 続いて大切なことが、 敷地いっぱいに家を建てるということです。 つまり1階を可能な限り大きくつくるという考え方ですね。 こうすることで敷地の無駄な余白がなくなり、 結果、外構工事の施工面積を減らすことが出来ます。 また、草抜きや庭木の剪定といった 庭のメンテナンスにかかる手間や時間も、 大幅にカット出来るようにもなります。 その3:家の外観を美しくかつ防犯性高く設計する そして、3つめのポイントが外観デザインです。 外観を美しく出来れば、 庭で家を惹きたてる必要がなくなり、 その分、外構の余分な装飾をカットすることが出来、 結果、外構工事のコストをカットすることが出来ます。 また、外観デザインを美しくすると共に、 間取りが分かりにくい防犯性が高い家にすることが出来れば、 わざわざ、境界に高いブロックを積む必要もないし、 デザイン性にこだわった高額なアルミの木目フェンスなどを 設置する必要もなくなります。 結果、さらに外構工事のコストをカット出来るようになります。 弊社では、以上の3つのコトを、 意識しながら家づくりのご提案をさせていただくことで、 外構工事費用をも最小限になるようにしています。 外構工事費用は、 あなたが想像しているよりも遥かにコストがかかる工事です。 ちょっとキレイに庭にしているなーと思う家があったとしたら、 その家は300万円〜400万円ぐらい かかっていることが多いのではないでしょうか? ですから、後から大きく予算オーバーして、 あたふたしないようにするためにも、 しっかりと資金計画すること、 そして、この3つのポイントを抑えつつ 家づくりをしていただければと思います。 それでは、、、