2021.5.21
土地を購入するためには、 土地代以外に別途でかかってくる経費があるし、 家を建てるにしても、 家だけじゃなく庭の工事も同時にする必要があるので、 これら全てにかかるコストを理解した上で、 土地探しや家づくりを進めるべきです。 ということで、 一体どういった経費がかかってくるのか? についてお伝えしていきたいと思います。 おはようございます。 SIMPLE NOTE 足利・佐野・太田スタジオ 小林です。 では、まず土地購入に際して、 必要になる経費からご説明していきますね。 ✔不動産屋さんに支払う仲介手数料 土地の販売形態は2通りあり、 1つは、不動産屋さんが土地を買い、 造成し販売するという形態であり、 そしてもう1つは、 一般の方が持っている土地を、 仲介して販売するという形態です。 前者の場合は、 持ち主自体が不動産屋さんであるため、 仲介手数料はかからないのですが、 後者の場合は、 不動産屋さんに仲介手数料を支払わなくてはいけません。 一般的には、その金額は、 “(土地代×3%+6万円)×消費税”なので、 土地を購入しようと思えば、 この経費がかかってくるということを 覚えておいてください。 ✔水道加入金と水道引込工事 そして、土地を購入すれば、 必要となってくるのが、 市役所に支払う水道を使用するための権利金です。 この金額は、 設置する水道メーターの口径によって違うし、 その基準となる口径も市町村ごとに違うので、 購入前に、この金額も把握しておかないといけません。 また、不動産屋さんが新しく造成した分譲地は、 現在の基準に合わせた水道が敷地内に引き込まれているため、 新たに水道を道路から敷地内に引き込む必要はありませんが、 そうじゃない土地を購入する場合は、 敷地内に水道が引き込まれていない場合が多々あるので、 その場合は、工事費用が別途で必要となります。 あるいは、もともと家が建っていて、 たとえ水道が引き込まれていたとしても、 その口径が現在の基準に満ちていなければ、 新たに引込みし直さないといけません。 となると、水道引込工事費用に加えて、 加入金の追加費用も発生することになるので、 こういったことも購入前に調査し、 一体どれくらいの費用が必要になるのか?を、 把握することが大切になります。 ✔排水負担金 下水道が完備している地域では、 この経費は必要じゃないのですが、 浄化槽を設置しなければいけない地域では、 排水路を管理している組合に、 排水負担金を納めなければいけない場合があります。 これも地域によって金額も違うし、 最初に支払うだけでいいものなのか? 毎月ずっと納めないといけないものなのか? も違うため、この項目についても、 購入前に把握しておくことが大切になります。 ✔境界基礎と境界壁の工事費用 境界基礎と境界壁の費用も、 土地を購入するにあたって、 必ず必要となる経費です。 とはいえ、この境界に関しては、 隣との中間に造るか? あるいは自分の敷地の中に造るか? で、費用が異なります。 (隣との中間に造る場合は、半分ずつの負担になります) また、境界壁に関しては、 どのようなモノを設置するのかによっても、 費用が違ってきます。 それゆえ、道路以外に接している境界が、 どれくらいの長さがあるのか? それぞれの境界はどのような状況になっているのか? その工事にどれくらいの費用が必要になるのか? を、把握していただくことが大切となります。 このように土地を購入しようと思えば、 土地代以外にも様々な経費がかかってきます。 そして、この金額は、 購入する土地によって違います。 ですから、こういった経費がかかる ということもご理解いただいたた上で、 自分たちが土地に掛けられる予算が一体どれくらいのか? を、算出するようにしていただければと思います。 それでは、、、